農作物への凍霜害を防ごうと、長野県はJAなどと協力して、注意の呼びかけを始めました。

長野市の長野地域振興局では17日、凍霜害の防止を呼びかける啓発活動の出発式が行われました。
坪井俊文(つぼい・としふみ)長野地域振興局長:
「豊かな収穫期を迎えるために皆さんのご協力をお願いします」

県内では2023年、果樹を中心に23億円以上の凍霜害が確認され、今年も農作物の生育が早まる見込みのため、被害が懸念されています。
巡回は2024年に続いて2回目で、県はJAなどと広報車で農家を回り、対策を呼びかけることにしています。
啓発活動は遅霜による被害の可能性がある5月末まで行われます。