ウクライナでの一時停戦をめぐり、アメリカのウィットコフ特使は、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が今週中に電話会談するとの見通しを示しました。

先週、モスクワでロシアのプーチン大統領と会談したアメリカのウィットコフ特使は16日、CNNテレビの番組に出演し、プーチン氏との会談は「3時間から4時間に及び、生産的だった」と話しました。

そのうえで、アメリカが示したウクライナでの一時停戦案などをめぐり、トランプ大統領とプーチン大統領が今週中に電話会談するとの見通しを示しました。

ウィットコフ氏は「会談はとても良好で前向きなものになるだろう」と楽観的な見方を強調しています。

一方、ルビオ国務長官はCBSテレビの番組に出演し、ウクライナでの最終的な戦闘終結に向けた交渉は難しいものになるとの認識を示したうえで、「ロシアとウクライナの双方が多大な譲歩をしなければならない」と話しました。