山林火災により地域産業に大きな影響が出ている岩手県大船渡市では、漁師の避難により遅れていた特産のワカメの収穫が本格化しています。
大船渡市三陸町の綾里漁港では16日も数人の漁師が、刈り取ったばかりのワカメをボイルしていました。熱湯を張った水槽に収穫したばかりのワカメを入れると、あっという間に茶褐色から鮮やかな緑色に変わります。漁師の大平秀男さんは、15日に本格的なワカメの刈り取りに着手したといいます。
(漁師 大平 秀男さん)
「避難している間はワカメは今年は無理だろうとみんなで言っていたんですよ。どのくらい焼けているかわからないし。こうやってワカメを刈ることができてほっとしています」
綾里地区には80人以上のワカメ生産者がいますが、そのうち少なくとも7人が自宅や作業小屋などを山林火災で失いました。今年のワカメの収穫作業は例年よりも遅れていて、被害を受けた生産者への支援も求められています。
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