備蓄米の放出で価格は下がる? 専門家は「限定的な効果」と指摘

ようやく放出される備蓄米さえ入手のめどが立たないというスーパー。ワラにもすがる思いで探しているのが…

スーパー「いちまん」 高井栄二朗 代表
「輸入米も探してみたんですけど、どこもこの時期手に入らない」
杉浦キャスター
「新潟県ですら、輸入米に頼らざるを得ないというのは衝撃だと思いました」
備蓄米の放出によって、“流通の目詰まりが解消”するというのが政府の見立てでしたが…
スーパー「いちまん」 高井栄二朗 代表
「備蓄米を放出することによって供給量が安定して、足りなくなることはないという言い方を(政府は)していたと思うが、本当なのかなって」
加えて気になるのは、備蓄米の放出で価格が下がるかどうかです。

14日に発表された備蓄米の落札価格は、玄米60キロあたり平均で2万1217円。1月の取引価格と比べると、4000円あまり下がっています。
店頭での価格も下がるのでしょうか。江藤拓農水大臣は14日、次のように語りました。

江藤拓 農水大臣
「現在、店頭価格が(5キロ)4300円ぐらいで推移していることから考えると、それよりかなり低い精米価格(店頭価格)になるだろうということはご理解いただけると思います」














