「ニングァチウマチー」は「麦穂祭」とも呼ばれ、今年初めての麦の収穫を祝い豊作を祈願する旧暦の2月15日に行われる伝統行事です。

沖縄県うるま市の伊計島では、今も地域の行事として受け継がれていて、代表者が集落の井戸に麦の収穫を報告した後伊計グスクの3か所の拝所をめぐって麦穂などを供え収穫に感謝しました。

伊計島では、地域住民の交流を図り島を活性化させようと、2017年におよそ半世紀ぶりに小麦の栽培を復活させていて、来月初旬から本格的な収穫が始まる見込みです。