愛知県犬山市の集団接種会場では、14日、県内初となるBA.4、BA.5対応ワクチンの接種が始まりました。
市民からの要望も多かったということで、犬山市は早期の開始を決めたといいます。
14日の接種予約者はおよそ200人。きのうのBA1対応型の接種者は40人ほどだったということでおよそ5倍の数です。
(犬山市新型コロナワクチン推進室 古田裕三統括主査)
「(新型コロナワクチンは)インフルエンザワクチンとの同時接種が可能ですので、コロナワクチンとともにインフルエンザのワクチンも接種を検討していただければ」
(BA.4、BA.5対応ワクチンを接種した男性)
「インフルエンザの予防接種も打とうと思っている」
(BA.4、BA.5対応ワクチンを接種した女性)
「(同時流行は)怖いですよねなど」
去年やおととしはインフルエンザはほとんど流行しませんでした。そんな中、新型コロナとの同時流行が心配されています。
名古屋市西区の名鉄病院予防接種センターの宮津光伸医師は、ワクチンの同時接種について、「性質が違うワクチンなので、干渉し合わないし、有効性もそれぞれ期待できる」としていますが、「それぞれのワクチンの副反応が同時に出るリスクはある」ということです。ただ副反応が増幅されることはないということです。