昨年、岡山県で宿泊した外国人旅行者の数が51万人を超え、2011年の調査開始以降、最多となったことがわかりました。
観光庁が公表した「宿泊旅行統計調査」をもとに、岡山県が取りまとめたものです。これによりますと、2024年に県内に宿泊した外国人は、延べ51万2870人で前の年と比べ、54.6%増え、2011年の調査開始以来最多となりました。
国や地域別にみると、台湾が2023年の2倍以上となる約17万8000人で、全体の3割以上を占めています。県では、円安に加え台北線の増便や高雄線の就航が大きく影響していると分析しています。
また、後楽園がフランスのガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド」で三ツ星を獲得したこともあり、フランスからの宿泊者数が前年に比べ5割ほど増え、約2万3000人となっています。
(スタジオ)
ー岡山県は、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪などの有名観光地を巡るゴールデンルートがオーバーツーリズムになっていることなどから、インバウンド客を岡山県に誘致するために今後も積極的にPRしていくとしています。また、万博などで訪れたインバウンド客にも岡山へ足を運んでもらうようPRすることにしています。