開幕まで残り1か月となった大阪・関西万博。富山県立山町の和紙職人、川原隆邦さんは、迎賓館に和紙のアート作品を展示するほか、ステージ広場に和紙の原料となる「コウゾ」の森をつくります。先月関係者らおよそ30人が集まり、コウゾの植樹会が開かれました。

熊本県産で戦国武将・加藤清正ゆかりの「清正楮」の苗木120本を植えました。

和紙文化を世界へ…。川原さんはコウゾを通した新しい形での発信に期待を込めています。

和紙職人 川原隆邦さん
「ただ和紙を見て、ああだこうだ言うのではなくて、和紙ができていくまでであったり、和紙が、日本的な文化でもあれば、未来につながる工芸品やアート制作だったりもするので、そういう発信につながる一つのきっかけになれたらいいかなと思います」

川原さんの万博への挑戦は来週のN6で詳しくお伝えします。