地域社会と米軍基地との関わりについて考える企画展が読谷村で開かれています。企画展「地域社会と米軍基地」は戦後の歩みと米軍基地との関わりについて広く知ってもらおうと読谷村の教育委員会などが戦後80年に合わせて開いているものです。

企画展では、戦時中からその後の復興の過程などが写真を使ったパネルで紹介されています。戦時中、米軍の上陸地点となった読谷村では多くの尊い命が失われました。また、戦後も村のほとんどを米軍施設が占めていたことなどから住民が自由に戻ることができず沖縄民政府に請願書や陳情書を提出するなどして帰村運動を展開しました。

会場には当時の書面も展示されていて戦後復興に向けた過酷な歩みをうかがわせています。この展示会は今月30日までユンタンザミュージアムで開かれています。