大規模な山林火災の発生を受けて大船渡市の渕上清市長は12日上京して石破総理や坂井防災担当大臣と相次いで面会し、国の支援を要請しました。

渕上市長は12日午後1時半過ぎ、官邸で石破総理と面会し、大規模な山林火災の被災者や被災事業者への支援を求めた要望書を手渡しました。

(渕上清 大船渡市長)
「スピーディーな対応に私どもも努めてまいりますので、総理からも手厚い広範なご支援を賜りたく改めてお願い申し上げます」

要望書では、災害廃棄物の処理や森林整備への財政支援も求めていて、石破総理は「可能な限り対応していく」と応じました。

また総理との面会に先駆けて渕上市長は午前11時ごろ、坂井防災担当大臣とも会い、市の要望を伝えました。