2011年3月11日に発生した東日本大震災で、宮城県内では2月末現在、関連死932人を含め1万571人が死亡、1215人が行方不明のままです。全半壊した住宅は、23万8136棟に上りました。災害公営住宅は1万5770戸整備されましたが、2024年9月末現在の入居率は93%と前の年に比べ1.2ポイント減り空室が増えています。

沿岸の防潮堤は、計画した232.8キロのうち完成率は99%。気仙沼市内の4か所が未完成のままです。特に防潮堤については、復興財源が使えなくなったことから未完成の4か所は工事完了のめどが立っていないということです。