■管理栄養士のお小遣い稼ぎは“一石二鳥”
こちらも特技を活かしてお小遣い稼ぎをしているという新井香奈さん(40代)。
ーーいま、値上がりとか進んでいますけど(収入は)十分ですか?
新井さん
「もうちょっと余裕があったほうがいいかなと思います」
共働き家庭ではあるのですが、値上げラッシュが生活費を圧迫。3人の子どもたちの教育費にも不安があるといいます。ということで、多くの女性がやっている“あること”で“お小遣い稼ぎ”をしているとのこと。ご自宅をのぞき見してみると、冷凍庫の中には小分けされた食品の数々が…

新井さん
「お肉なんですけど、これも冷凍しておいたもので、時間があるときに粉と塩を混ぜたものを冷凍しておきます」
そして何やら料理を開始!
フライパンでサッとお肉を焼き、手際良く作り終えるとお昼ご飯…かと思いきや、なぜかパソコンの前へ。
ーー今、何をされているんですか?
新井さん
「レシピを打ち込んで企業さんの方に送ります」
実は新井さん、インターネットで“特技を販売”できるプラットフォームに登録。食品関連企業からの依頼を受けHPなどに公開する、簡単でヘルシーなレシピを提供しているんです。

新井さんの本業は病院の管理栄養士。このスキルを活かして考えた、時短メニューを売っていたのです。
味付け済みの鶏肉は冷凍のままフライパンに入れ、事前に作った生姜の味噌だれをからめて焼くだけ。わずか15分で完成したのは「鳥ささみの味噌だれ焼き」です。

新井さんの娘
「いつも通り美味しいです」
気になる収入は?

新井さん
「年間で15万円ぐらい。レシピなので作ったら食事になるので一石二鳥です」
■独身時代に身に着けたスキルで月6~7万の収入も
一方、こちらは神奈川県在住の専業主婦、吉場湊さん(40代)。コロナの影響でご主人の会社の経営が傾き、収入が激減。お子さん2人の世話にも追われ、働きに出ることは難しいといいます。

吉場さん
「学費とか塾代とかこれからかかっていくので、その辺は心配というか…」
そこで!始めたお小遣い稼ぎというのが…

Nスタ
「手に持っているのは照明でしょうか?パソコンに…あ、スマホもセッティングしています」
何が始まるのかというと…
吉場さん
「こちら200mlの牛乳を使って“ラテアート”を作っていきたいと思います」

そう、自宅でラテアートのオンライン教室。

吉場さん
「独身時代に10年ぐらいコーヒー業界にいて、その時にバリスタとしてラテアートとかやっていたので、それをオンラインで何かできないかなと」
教えたい人と学びたい人をつなぐプラットフォーム「ストアカ」で生徒を募集し、1時間のオンライン教室を毎月10回ほど開いているんです。
特技を活かしたお小遣い稼ぎで月収は…
吉場さん
「1番高くて(月収)6~7万ぐらいはいったかな。旅行の代金を貯蓄したりしています」