政府がいまの国会に提出予定の「年金改革関連法案」について、自民党の松山参院幹事長はきょう、事前に与野党の間で丁寧な調整が必要との認識を示しました。
「年金改革関連法案」をめぐっては、厚生年金の受給者の年金額が一時的に目減りするほか、企業の負担が増える内容などを含むため、党内の一部から国会への提出を夏の参院選後に先送りするよう求める声が上がっています。
こうしたなか、自民党の松山参院幹事長はきょう午後の会見で、「年金制度は国民の納得と共感を得ることが極めて大切だ」とした上で、提出前に与野党の間で丁寧な調整が必要との認識を示しました。
自民党 松山参院幹事長
「論点については丁寧に議論をし、また政府・与党との間で、また与野党間でも丁寧に調整をしていかなければならない」
記者団からいまの国会に提出すべきかと問われたのに対しては、「丁寧な議論と調整が不可欠」と述べるにとどめました。
一方、今年8月に予定していた「高額療養費制度」の負担上限額引き上げ見送りを受けて、自民党が新年度予算案を再修正する方針であることについて、松山氏は「年度内に修正できるよう努力する。野党の理解を得ながら丁寧に進めていく」と述べました。
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