町工場が「スゴ技」で頂点を目指す大会が行われます。その名も「くだらないものグランプリ」一体どれぐらいくだらないのか?調べてみました。
■「LOVELOVEメリケンサック」「Dr.ストップ!伝えるくん」って?

齋藤慎太郎キャスター:
3回目となる「くだらないものグランプリ~モノづくりな奴らの戦い~」。回を追うごとに注目度が上がっています。このグランプリは町工場が誇る技術で、いかに「くだらないもの」を作るかを競うというものになっています。
“コロナ禍の日本に町工場から元気を届けたい”ということで、2020年から毎年開催され、10月15日に第3回大会が愛知県で行われます。エントリーは21社です。
今回の第3回大会の出品作品には、富山県「フジタ」の「LOVELOVEメリケンサック」や、東京都「芝橋」の「Dr.ストップ!伝えるくん」というものがあります。
井上貴博キャスター:
例えばノーベル賞はすごいけれどもちょっと難しすぎる。イグノーベル賞はすごい上に身近に感じる、みたいな、そんな良さも感じそうです。
萩谷麻衣子 弁護士:
しかも「くだらない」とは言いながらもすごく高度な技術を使っているっていうことですよね。多分、普段町工場さんは下請けだから好きなものを作れないので、この時とばかりになるんじゃないでしょうか。

齋藤慎太郎キャスター:
第1回グランプリが、愛知県「鶴ヶ崎鉄工」の「100分の1サイズのミニチュア社屋」です。金属加工で出る切りくずなどを使用して、自分たちの社屋のミニチュアサイズを作ったもの。
第2回グランプリが、愛知県「千成工業」の「グナッシー」です。これは、おにぎりから苦手な具だけを抜くキッチン用品で、具の入っていないおにぎりを作り出すことがこの機械によって可能になっています。
第2回では、腹筋を鍛える「アブローラー」をリアルなタイヤを使って作った作品もありましたが、結果は2位で惜しくも優勝はとれませんでした。

