東日本大震災の発生から14年。岩手県宮古市では津波避難訓練が行われ、参加した住民らが防災意識を高めました。

訓練は11日午前6時、北海道十勝沖を震源とする震度6強の地震が発生し、宮古市には高さ3メートルの津波が襲来したとする想定で行われました。

会場となった重茂漁港では作業中の漁師が避難した他、消防団が水門閉鎖の手順を確認していました。

(参加者は)
「津波は家に来ないという意識もあるかもしれない。その辺りをやはりもう一回認識して大切な命をなくさないようにという思いで」

また防災のDX化も進んでいて、11日はドローンによる物資輸送のデモンストレーションも行われました。

参加者は震災の教訓が失われないようにと真剣に訓練に臨んでいました。