岩手県大船渡市の大規模な山林火災で、市は10日、県に応急仮設住宅計40戸の建設を要請しました。

10日に行われた会見で大船渡市が明らかにしました。市にりますと、要請したのは建物被害の多かった三陸町綾里の旧綾里中学校グラウンドに30戸、赤崎町の旧蛸ノ浦小学校グラウンドに10戸の計40戸です。いずれも現時点での見込みだということです。
大船渡市の調査では、住宅などの建物被害は9日正午時点で計210棟確認されていて、このうち住宅が102棟となっています。地域別で多いのは綾里の港が全壊15棟を含む26棟、赤崎町の外口が全壊18棟を含む26棟です。