「眠くなりやすい」「眠くなりにくい」薬の見分け方は?

「抗ヒスタミン薬」は、「第1世代」「第2世代」の2種類に分けることができ、それぞれ特徴があります。

「第1世代」
眠くなりやすい、早く効く

「第2世代」
眠くなりにくい、ゆっくり効く

車を運転する前に「第2世代」を選べばいいのかというと、必ずしもそうではありません。「第2世代」でも眠くなってしまう方もいるので、お気を付けください。

では「第1世代」と「第2世代」の見分け方です。

パッケージに「第2世代」という表記があるものが多いそうです。今回、買ったものにも書かれていました。また、「眠くなりにくい」という表記も第2世代の薬の可能性が高いということです。

良原安美キャスター:
第2世代の方が、より良いという考え方ではないんですね。

南波キャスター:
必ずしもそうではなくて、例えば第1世代の場合は「眠くなりやすい」というデメリットがありますが、「即効性」があるので、今すぐに、という時は第1世代を選んだ方が良いということもあります。

産婦人科医 宋美玄さん:
不眠気味の人が眠くなりやすい「第1世代」を選んで、寝る前に飲んでいる人も結構います。

井上キャスター:
眠くなりやすい・眠くなりにくいというのは、個人差があるものですか?

産婦人科医 宋美玄さん:
市販薬に詳しいわけでありませんが、花粉症の妊婦さんでも安心して飲める薬を出してほしい言われることがあります。対応するお薬もあるのでお出ししますが、皆さん色々渡り歩いて、「私はこれが効きます」「これが良いです」とかソムリエみたいになっている人もいるので、一概に「この薬がみんなに良い」というものはないと思います。