いまや国民病とも呼ばれる「花粉症」。その対策で欠かせないのが、お薬。数多くある「花粉症」の薬をどんな基準で選んでいますか?調べてみると、薬によって様々な違いがありました。

花粉症の市販薬 番組が集めたら11種類!どれを選べば良い?

南波雅俊キャスター:
Nスタがドラッグストアで手に入れた花粉症の「市販薬」は11種類でした。それぞれいろいろなことが書かれていて、どれを選んだら良いのか迷っている方も多いかもしれません。

市販薬について、みずいろ薬局・薬剤師の三浦輝久さんに話を伺いました。

多くの市販薬には「抗ヒスタミン薬」という薬が入っていて、これはアレルギー反応を抑えるものです。くしゃみ・鼻水・目のかゆみには効きますが、鼻づまりに対しては効果がイマイチだということです。

アレルギー反応とは、花粉を体に取り込んで、花粉を「異物」だと体が判断し、くしゃみ・鼻水・目のかゆみで、体の外に出そうというものです。

しかし「鼻づまり」は、くしゃみや鼻水が出ることによる鼻の血管の炎症。直接的なアレルギー反応ではないといいます。