愛媛県北宇和郡に住む30代の男性が、サイトの解約名目などでおよそ1600万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件などとして捜査しています。

宇和島署によりますと、2月、男性の携帯に電話会社のコールセンター職員を名乗る男から「あなたの携帯電話がウイルスに感染した影響で、アダルトサイトに登録されている」などと連絡があったということです。

男性はこれを信用し、サイトの解約名目で指定口座に30万円を振り込んだほか、その後、別の男からウイルス被害の損害賠償保険料などを請求され、合わせて350万円を振り込んだということです。

さらに、警察を名乗る男から「保険詐欺の疑いがあり、お金の流れを明らかにしないといけない」と電話があり、男らの指示に従い、開設したインターネット口座からおよそ1200万円が送金され、それぞれだまし取られたということです。

2月28日、金融機関から男性に「不自然なお金の出し入れがある」と連絡があり事件が発覚。

警察が、特殊詐欺事件などとして捜査しています。