鳥取砂丘西側に高級リゾートホテルの建設を計画しているアメリカの大手ホテルチェーンの責任者が、このほど地元の観光事業者向けの説明会を開きました。
説明会を開いたのは、アメリカの大手ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」のエリア責任者、カール・ハドソンさんです。
マリオット・インターナショナルは、鳥取砂丘西側に108室の客室とレストラン、バー、大浴場、屋外プールなどを備えた高級リゾートホテルの建設計画を進めていて、説明会はホテルのブランドやターゲット層などを観光事業者に知ってもらおうと県と市が企画しました。
ハドソンさんは「鳥取砂丘や鳥取の自然はすばらしく、地域の個性を生かし忘れがたい体験を提供していく」などと説明。
参加者からは「利用客は何泊くらいするのか」「地元企業に何を望むか」などの質問が出され、「滞在期間を伸ばすには鳥取でしか体験できない強みをどれだけ見つけ出すかが重要。交通アクセスも課題になる」などと答えていました。
参加者
「インバウンドの外国人の方がたくさんいらっしゃることを期待しています」
「市中にお金が一切流れないタイプのホテルもあって、そういうことにならない、ただ雇用だけというふうにならないようになればいいなと思っています」
マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリア カール・ハドソン ヴァイスプレジデント
「地元の方々が私たちの新しいラグジュアリーホテルに対して非常に温かく迎えてくださって支えてくださっているのをひしひしと感じました」
ホテルは来年1月に着工し、2028年6月の開業を目指します。