アメリカ軍と韓国軍は、北朝鮮の脅威を想定した大規模な合同軍事演習を開始しました。

韓国国防省はきょう午前、この時期定例となっているアメリカ軍と韓国軍の合同演習「フリーダムシールド」を開始したと明らかにしました。

トランプ政権の2期目で米韓両軍が大規模な合同演習を実施するのは初めてです。

合同演習では、ロシアと北朝鮮の軍事協力を分析して想定した北朝鮮軍の戦略の変化などを演習のシナリオに反映しています。

一方、朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮外務省はきのう発表した声明で、合同演習の実施について「危険極まりない挑発的な妄動だ」と非難。そのうえで、「アメリカは望ましくない結果を迎えることを心に刻むべきだ」と警告しています。