神職を育成する伊勢神宮の施設で卒業式が行われました。
三重県伊勢市にある神宮研修所は神職を育成する機関で、10日は修養を終えた3人の学生が卒業式を迎えました。


研修所は2年間の全寮制で学生たちは毎朝6時に起床し、火曜日から金曜日まで祭式作法などの講義を受け、残りの3日は伊勢神宮で実習を行い、神職として必要な教養を身につけてきました。


式典には関係者43人が出席し3人に卒業証書が手渡されたあと、久邇朝尊(くにあさたか)神宮大宮司が式辞を述べて卒業生を激励しました。
卒業生たちは、全国各地の神社で神職としてつとめることになります。

