教員が現場で感じた「働きづらさ」を知ってもらおうという展示会がきのう那覇市で開かれました。
この展示会は中学の教員などがつくる「沖縄の教職員の働き方を考える会」が教育現場で感じた働きづらさや人手不足の現状を広く知ってもらおうと企画したものです。
展示では部活動の派遣費の申請など授業以外の補助金業務に追われる現状や部活動に時間をとられ生徒1人ひとりに時間がさけないといった現場からのSOSの声が並べられました。
▼小学生の保護者「先生たちは頑張っているんだろうなと、なんとなくイメージはあったが、こんなに中身が大変なことになっているのは今日見て実感した」
▼4月から教員「私は春から教員になる予定なので、不安になった。もう決まっていることなので、1回頑張りたいと思います」
来場者は心に留まったメッセージに共感を示すシールを貼ったり飛び入りでメッセージを書いたりするなどして、教育現場の実情に向き合っている様子でした。