1975年3月10日 岡山~博多間開業で山陽新幹線全線開通

1975年(昭和50年)年3月10日。山陽新幹線の岡山から博多までの区間が開業しました。これにあわせて広島駅でも東京に向かう “一番列車” の出発式が行われました。

パンタグラフをスパークさせながら夜明けの街を駆け抜けていく広島発東京行きの一番列車…。この年、広島カープは悲願の初優勝を飾りますが、当時のエースだった外木場投手は「優勝は新幹線のおかげで、遠征の移動が楽になった」と語るなど、山陽新幹線の全線開通は、東京と広島の時間的な距離をグッと縮めることになりました。



RCCのライブラリーに残された過去のニュース映像には、山陽新幹線が全線開業する前からトンネル掘削工事やレール敷設、試験走行など新幹線開業までの様々な動きを記録した映像が残されています。そこで山陽新幹線の工事着工から開業当日までの5年間(1970年~1975年)を振り返っていきます。
【貴重な映像を確認】初代「ドクターイエロー」や新幹線911系ディーゼル機関車の走行シーン トンネル掘削・レール敷設・架線張りなど 全線開業前の様々な貴重映像