宮城県は春から秋にかけてのクマの出没について「平年よりも多い見込み」とするシーズン予報を出しました。

県はクマへの注意を喚起し人身被害を防ぐため年2回「クマ出没シーズン予報」を発表しています。それによりますと県が去年行った調査ではクマの餌となる木の実が豊作で繁殖が増えるとして、今年4月から11月は「平年よりも出没が多い見込み」と予想しています。

また、これからの時期は冬ごもりを終えたクマが食べ物を求めて行動範囲を広げるため人里や農地での目撃・出没が増加すると見込んでいます。
県はラジオや鈴を持ち歩いたり複数人で行動したりするなど注意するよう呼びかけています。