青森県三沢市は2月、現金の横領が発覚した市職員が市の聞き取りのあと行方不明となり、死亡していたと発表しました。聞き取りの当日に死亡していたということです。

死亡していたのは、三沢市財務部の30代の男性職員です。

三沢市によりますと、この職員は2月18日、市土地開発公社から80万7600円を横領していたことが発覚しました。

職員は2024年4月から会計処理を担当していて、借金の返済にあてていたなどと横領を認めたということです。

この市の聞き取りのあとから職員の行方がわからなくなっていました。

その後の調査した結果、職員は聞き取りの当日、2月18日に死亡していたことがわかり、家族から市へ連絡が入ったということです。

市は、職員が懲戒免職に相当すると判断し、7日に公表しました。

横領した80万7600円は家族が全額返金していて、市は刑事告訴はしない方針です。