鳥取県米子市内の菓子店でノロウイルスによる集団食中毒が発生し、7日までに「いちご大福」や「練りきり」などを食べた99人の患者が確認されています。米子市内ではこのほか、温泉旅館でも、ノロウイルスによる宿泊客76人の集団食中毒が発生しています。

山陰両県ではノロウイルスを含む感染性胃腸炎が流行していて、医師は、特にトイレでの感染を警戒してほしいと指摘します。

ノロウイルスによる食中毒が発生したのは、鳥取県米子市内の菓子店で、米子保健所によりますと、菓子店で製造・販売された「いちご大福」を食べた23人が、下痢や嘔吐などの症状を訴え、調査の結果、食中毒と判断。
保健所は店に対し、4日から、5日間の営業停止処分としましたが、その後5日から6日にかけても保健所への相談が相次ぎ、7日午前8時点で、いちご大福を食べて症状が出た人は62人、練りきりなどを食べて症状が出た人は37人、患者は合計99人に増えました。

米子保健所