3月2日、富山県高岡市の公園の敷地内で見つかった人の頭部の骨のようなものは、成人の頭部の骨とみられることが、警察の調べでわかりました。現場周辺では頭部以外の骨も複数見つかっていて、警察が身元の特定を進めています。
3月2日午前10時25分ごろ、高岡古城公園の本丸橋付近ののり面で、公園を散策していた男性が人の頭部とみられる骨のようなものを発見し、警察に通報しました。
警察によりますと現場周辺からは頭部以外の骨も複数見つかっていて、司法解剖の結果、年齢は30代から80代で、死後2年から10年くらい経過しているとみられることがわかりました。警察は今のところ、いずれも同一人物の骨とみています。
一方、性別は捜査中で、外傷の有無については不明としています。
また現場からは、かなり劣化した衣服の一部も見つかりました。
身分証など身元の特定につながるものは見つかっておらず、警察は事件性も含め、引き続き死因と身元の特定を進めています。