去年1年間に全国の税関で知的財産を侵害したとして差し止められた輸入の件数が過去最多となったことが分かりました。
記者
「ロゴが精巧につくられたバッグに、有名ブランドのネックレスまで。いずれも商標権を侵害したニセモノです」
ほかにも、有名ブランドの高級化粧品やブランドのロゴをあしらったキャップなど、去年1年間に全国の税関で差し止められた知的財産を侵害した「ニセモノ」は全部で3万3000件あまりにのぼりました。2022年の取り締まりの強化などにより、前の年に比べて4.3%増え、過去最多です。
権利別でみると、▼偽ブランド品などの「商標権」を侵害したものが3万1212件、▼次いで偽のキャラクターグッズなど「著作権」を侵害したものが1380件などとなっています。
差し止められたものの中には、本の中に偽ブランドの時計を隠して輸入しようとした事例もあり、財務省は「差し止め回避のための手口を全国の税関で共有し、取り締まりを図る」としています。
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