自分たちで育てた大豆でみそを作ります。
名付けて、"手前みそ"。
島根県松江市の幼稚園児がみそづくりに挑戦しました。

「おみそ、みそ、みそ、手前みそ♪」

みそづくりに挑戦したのは松江市立津田幼稚園の年中組の園児たち。
教えているのは、NPO「自然再生センター」のメンバーです。

「自然再生センター」では、枯れてヘドロ化すると環境に影響を及ぼす
中海のオゴノリを刈り取り、それを肥料として農作物を育てるSDGs活動「オゴノリング」などに取り組んでいて、津田幼稚園では、「自然再生センター」とともに、園児が種まきから、大豆作りに挑戦してきました。

そして、7日、去年秋に収穫した大豆に麴と塩を混ぜ、みそづくりを行いました。

園児
「みんなで(大豆の)収穫をしていました」
園児
「お芋のみそ汁が大好き」

認定NPO法人自然再生センター・辻本真由美さん
「今は、ひとつひとつの体験でしかないかもしれないけど、大人になった時につながったりとか、このみそを楽しみにご飯をしっかり食べてくれたりとか」

みそは約8カ月で出来上がるということで、今年の秋、園児が自分たちでみそ汁を作るなど、食育に活用するということです。