仙台市内の調理専門学校でこの春、卒業する生徒による料理コンクールが6日開かれました。

この料理コンクールは、仙台市青葉区の宮城調理製菓専門学校を今月卒業する生徒たちがこれまで学んできた料理の腕前を披露するもので、日本料理や洋菓子、製パンなど4つの部門に111人が参加しました。

審査はプロの料理人が行い、料理の見栄えや食材の選び方などが評価のポイントとなっています。

審査の結果、料理部門のグランプリには、山岸葉南さんが選ばれました。3種類の食材をパイで包む高度な技術などが評価されました。

山岸葉南さん「層にするに固める時間を計算したり焼く時間も何度も調整したりしたので難しかった。今回のことを生かして(卒業後も)また挑戦したい。」

また、製菓・製パン部門のグランプリは、橋浦公歩さんが選ばれました。

卒業後、生徒たちの多くはホテルや料亭、飲食店などで料理人やパティシエとして腕を振るうということです。