庁舎が新しくなった高知県宿毛警察署に四万十市の男性から大きな筆書きの書が寄贈されました。書かれている文字は“和”です。

宿毛警察署の署長室の壁に掛けられているのは、幅120センチ縦90センチの筆書きの書。書家として優れた作品を残し、四万十市で地域の子ども達の豊かな心を育てる活動を行う上岡貞夫(かみおか・さだお)さんが庁舎の新築を祝い寄贈しました。6日は花岡努(はなおか・つとむ)署長から上岡さんに感謝状が贈られました。

(中村プラザデザイン事務所 上岡貞夫 代表)
「和らぐという意味です。事故もなく、事件もなく、和らぐということで、皆さんにそういう気持ちでいただいたら良いかとおもって書きました」

(宿毛警察署 花岡努 署長)
「融和団結溢れる『和』。この字のように署員一丸となって、地域の皆さんのために安全安心なまちづくり、一層取り組んで参りたいと考えております」

上岡さんは海の安全も願い、自ら描いた海上保安庁の巡視艇の絵も合わせて寄贈しています。