春を先取りです。山口県長門市の三隅地区で菜の花が見頃を迎えています。



黄色いじゅうたんのような景色が広がっています。

長門市三隅中にある温泉施設、湯免ふれあいセンターの近くに咲く菜の花です。

地元の人たちで作る「三隅を守る会」が、花を活用して地域のにぎわいにつなげようと毎年行っている取り組みです。



去年10月、およそ15アールの休耕田に冬に開花する早咲きの品種の種をまき、12月中旬から咲き始めました。

例年に比べ咲き始めの生育状態がよくなかったということですが、今では寒さに耐えながら黄色い花が鮮やかに景色を彩っていました。

周辺には「香月泰男美術館」などもあり、道沿いの菜の花が訪れる人を迎えているようです。

守る会では「きれいに咲いているので多くの人に見てほしい」と期待しています。


天候に恵まれれば、今月いっぱい見ごろが続きそうだということです。