理想の朝食は

朝食に必要な栄養素を、管理栄養士の渥美まゆ美氏に聞きました。
【炭水化物】
ごはん・パン・イモ・シリアル

【たんぱく質】
魚・納豆や豆腐などの大豆製品・肉・たまご・乳製品

【ビタミン・ミネラル類】
野菜:トマト・ブロッコリー・ほうれん草
果物:バナナ・キウイ
海藻類:めかぶ・もずく・乾燥わかめ

皆川玲奈アナウンサー:
忙しい時はパン1枚などでも良いのでしょうか?

名古屋大学大学院 小田裕昭准教授:
ある程度しっかりと食べないと、主に内臓の体内時計がリセットされません。
重要なのは炭水化物ですが、炭水化物とタンパク質をある程度の量食べた方がいいと思います。

恵俊彰:
今日僕は朝食にカレーパンと果物で、タンパク質を食べなかったんです。

名古屋大学大学院 小田裕昭准教授:
体内時計をリセットする意味合いでは炭水化物で十分と考えられますが、筋肉を作る意味合いでは、たんぱく質が非常に重要です。どうしてもたんぱく質が少ない朝食が多いので、意識して摂った方がいいと思います。

コメンテーター 井上咲楽:
私は食べない派ですね。コーヒーだけです。睡眠時間を優先したくなっちゃうんですよね。

名古屋大学大学院 小田裕昭准教授:
若い人、20代30代で特に男性は朝食を食べない人が多いんですが、今そういう人たちが中年期になって少しメタボになりやすいんじゃないかという研究も出始めていますので、今は良くても、今後もしかしたら問題になってくるかもしれません。
生活のリズムを改善することも重要ですけれども、まず、朝食を食べるということで1日が始まると思った方がいいと思います。

(ひるおび 2025年3月6日放送より)
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<プロフィール>
小田裕昭氏
名古屋大学大学院 准教授
「お腹ぽっこりの原因は朝食なし+不活動」を研究
イギリスの科学雑誌に論文を発表