登下校の安全確保に役立ててもらおうと、山口県岩国市の企業でつくる団体が地元の小学校に、クマよけの鈴と防犯ブザーを贈りました。
岩国市御庄地区にある企業などでつくる団体「新岩国会」が、御庄小学校5年生の児童に防犯ブザーと鈴を手渡しました。

新岩国会では、毎年学校と話し合って必要な備品を寄贈しています。最近、各地で児童生徒を狙った犯罪が増えていることや、市内で去年、熊の出没情報が多かったこともあり、防犯ブザーとクマよけの鈴の寄贈を決めました。
クマを目撃した児童(5年)
「外で壁当てをしててちょっと遠く見たらクマが草むらでなんかしていて結構怖かったです」
女子児童(5年)
「なかったら自分の身を守ることができないからありがたいと思います」
男子児童(5年)
「クマや不審者が出たときに自分の身を守れるように使いたいです」
新岩国会 垣内太 会長
「もしものために何かしら役立つものがあるというのは、今の時代、熊鈴だけに限らず大事なことかと思いますので」
クマよけの鈴は新入生と転入生に、防犯ブザーは新年度の全校児童103人に配布されます。