能登半島地震の被災地である富山県の氷見市は、今年8月2日(土)の「第53回ひみまつり」に、航空自衛隊「ブルーインパルス」の特別展示飛行の実施が決まったと5日発表しました。

ブルーインパルスが所属する航空自衛隊の2025年のイベントスケジュールでも公表されました。

氷見市によりますと去年11月、氷見青年会議所から「ひみまつりにおけるブルーインパルスの特別展示飛行の実施」の要望がありました。

これを受け氷見市は、去年12月下旬と先月上旬、菊池正寛市長らが防衛省に出向き実現を要望していたところ、氷見市での飛行が正式に決まったということです。

菊池市長は「復旧・復興を進めている中でワクワクする吉報が届き、大変うれしい。青空の下、海越しの立山連峰をバックに、ブルーインパルスの特別展示飛行が行われることを被災者の方々をはじめ市民の皆さまと楽しみにしています」とコメントしています。

ブルーインパルスは去年3月、能登半島地震の被災地復興に向け、石川県の3市3町の上空を飛行しています。

富山県内の特別展示飛行は2021年のチューリップフェアで砺波市上空を飛行した以来となります。

氷見市は「ひみまつり」の会場である比美乃江公園を中心に特別展示飛行の実施に向けて準備を進めていく予定です。