富山大学の学生がデザインした富山県高岡市福岡地域を走るラッピングバスがお披露目されました。ラッピングは当初1台の予定でしたが、同市の角田悠紀市長が学生に成功体験を持ってもらいたいという意向から急きょ4つの案すべてが採用されました。

ラッピングバスは富山大学芸術文化学部の学生が地元の小学生に福岡地域のイメージについて聞き取り調査を行い、「鯉」「菅笠(すげがさ)」「つくりもん」「桜」をデザインしました。

当初は4つの案から1つだけ選ばれる予定でしたが、高岡市の角田悠紀市長が学生に成功体験を持ってもらいたいと、急きょ4つの案すべてが採用されたということです。
富山大学芸術学部2年生 伊藤悠月さん
「バスが街を走って、街が明るくなるところ。そしてバスを乗る人や見る人がもっと福岡地域っていいところがあるよねと思って、地域自体に愛をもってもらえるような存在になってほしい」
ラッピングされたバスは2024年末から順次、高岡市福岡地域を走行しています。