宮城県内は、低気圧の影響で昨夜遅くから5日朝にかけて各地で雪が降り、仙台で積雪5センチを観測しました。
星野誠気象予報士:
「仙台駅前では、かなり水分の多い湿った雪が降り積もり、足元はシャーベット状になって歩きにくくなっています」

本州の南岸を東に進む低気圧の影響で、宮城県内は、4日夜遅くから5日朝にかけて広い範囲で雪が降りました。最も積もった時の積雪は白石で7センチ、仙台で5センチなど、西部の山沿いを中心に雪の量が多くなりました。

仙台駅前では足元を気にしながら職場や学校に向かう人の姿がみられました。
通学中の男性:
「ひどいですね、この間暖かくなったのに、べちゃべちゃで滑りますし危ないので」
奈良からの旅行客:
「すごいめちゃくちゃ大雪降っていて、地元があまり降らないので、びっくりしました」
一方、仙台市宮城野区の榴岡天満宮では、早咲きのウメに雪が積もっていました。低気圧の接近に伴い、この時間は雪が雨に変わった所が多く、各地で夜遅くまで雨が降り続く見込みです。

交通への影響も出ています。阿武隈急行は、雪で竹が倒れたことによる停電で福島県の梁川駅と柴田町の槻木駅の間で一時、運転を見合わせました。

また、JR仙山線は、落雪の確認に伴い上下2本が運休し乗客490人に影響が出ました。














