2025年の試験問題について、仙台市内の学習塾は出題傾向や難易度は例年と変わらないものの、問題文が多かったと指摘しています。
仙台市太白区の学習塾名学館富沢校です。午後4時頃、入試を終えた受験生がやってきました。

受験生:
「あまり緊張せずに受けることができて良かった(自信は?)あります」
「最初の5分が緊張したけど、いつも通りの実力が出せたかなと、(Q特に難しいと感じた教科は)社会。海外と日本の出来事を結びつける問題が多くて、ややこしかった」
2025年の入試問題について、我妻博隆塾長は、出題傾向や難易度は例年と大きく変わらないとしつつ、問題文が長い=文章量が多いことに注目しました。

名学館富沢校 我妻博隆塾長:
「普段からスピードを意識している生徒は、時間内にしっかり解けたと思うが、読むのが苦手な生徒にとっては、時間がかかったり、最後まで終わらなかったりというのがあったかもしれない」

特に差が出る教科として「数学」をあげました。

名学館富沢校 我妻博隆塾長:
「第三問の関数の問題。(問題の)文章量が多いので、丁寧に読み込まないとどういう設定なのか、条件を見落としてしまったり何を答えなければいけないか見落とす可能性がある。難しく見える印象が感じられる」

慌てず落ち着いて最後まで問題文を読むことができたかが、ポイントの一つになると指摘しました。