岩手県大船渡市の山林火災は発生から7日目を迎えました。延焼が続き焼失面積はおよそ2600ヘクタールに広がっています。現場から中継です。

大船渡市末崎町の赤土倉漁港にきています。延焼が拡大し、火の手は集落にも迫っています。
大船渡市の山林火災は発生から7日目を迎え午前6時時点の焼失面積はおよそ2600ヘクタールに拡大しています。
午前6時すぎに自衛隊のヘリコプターが撮影した映像では赤崎町蛸ノ浦地区の建設会社の近くまで火の手が迫り、消防車が現場に駆けつけている様子が分かります。


4日午前6時時点で大船渡市の12か所の避難所におよそ1200人が避難しています。

(避難した人は)
「来た時でもういっぱいだったので入れるだけでもうれしい。(物資がたくさんあって)助かります。とりあえず一安心みたいなところ、どこで寝ようかなと思っていたから」

19機による空中や地上からの消火活動が行われています。
気象台によりますと、今後の大船渡市の天気は5日未明から雪が降り始め、昼ごろから雨に変わる見込みということです。

5日から6日までの総雨量は50ミリの予想です。
この雨によって火の勢いが収まることが期待されています。