山林火災が続く大船渡市を支援するため現地入りした日本赤十字社岩手支部の職員が、3日IBCラジオで現地の様子や今後必要なことについて語りました。

IBCラジオに出演し、現地での活動を報告したのは、日本赤十字社岩手支部の木村匠さんです。
木村さんは、2日物資を運ぶため大船渡市に入り、集積場所となっている大船渡市民体育館を訪れました。
届けたのは、毛布やタオルケット、段ボールベッドにパーティション、屋内テントなどです。

(日本赤十字社岩手支部 木村匠さん)
「私が行った救援物資倉庫の奥には煙が見えて非常に大変な状況と見てとれたし、被災者の方も不安な思いをされているんだろうなという思いで見てきた。(今後は)健康管理が一番だと思っている。なれない生活の中で体調を崩されるかたが非常に多くなってくると思う」

日本赤十字社岩手支部では3日、避難所の環境整備などにあたる医療コーディネートチームとして、看護師を含む3人を派遣したということです。
また4日は、避難を続ける人たちの心のケアを担う臨床心理士を含む4人のチームも派遣されました。

今後も長期的な支援が続けられる予定です。