アメリカのトランプ大統領は、ロシアとウクライナの戦闘終結に向けた交渉をめぐって、「取引きをしたくない人は長くはもたないだろう」と述べ、ウクライナのゼレンスキー大統領を強くけん制しました。

トランプ大統領
「(Q.交渉再開のためにゼレンスキー大統領がすべきことは何でしょうか?)彼はもっと感謝すべきだ。アメリカはどんな時でも彼らに関与してきたのだから」

トランプ大統領は3日、このように答えたうえで、ロシアとウクライナの戦闘について「早く終わってもらいたい。何年も続くのを見たくない」と強調しました。

そして、「ロシアは取引きをしたがっている。ウクライナの国民も取引きをしたがっている」と指摘し、ゼレンスキー大統領を強くけん制しました。

トランプ大統領
「もし、取引きをしたがらない人がいたら、その人は長くはもたないと思う。長い間、話を聞いてはもらえないだろう」

トランプ大統領は先週の首脳会談が決裂した後、ゼレンスキー大統領について「戦いまくることを望んでいる」と批判し、SNSにも「この男は、アメリカの後ろ盾がある限り、平和を望んでいない」などと投稿しています。