花粉症で労働力低下…経済損失は1日2320億円
1998年には20%に満たなかったスギ花粉症の人の割合は、2019年に38.8%に倍増。約3人に1人はスギ花粉症と推定されています。

さらに、花粉症による労働力の低下で、1日あたり2320億円もの経済損失が出るという試算もあります。

記者
「本格的な花粉のシーズンに入り、富山市のドラッグストアでは、花粉対策グッズが大きく展開されています」

アル・プラザ富山のドラッグ売り場では、薬や、関連商品の売れ行きが好調です。

アル・プラザ富山 ドラッグ売り場主任 有澤啓剛さん
「気温に左右されやすい商品だと思うので、そちらが上がることで一気に販売数が上がっていったかなと」

店では、1月下旬から花粉症対策の特設コーナーを設置。
寒波の影響で出足が鈍かったものの、寒さが緩んだ2月下旬ごろから関連商品が急激に売れ始め、2月21日から3月2日の鼻炎薬の売り上げは前年の同じ時期の1.5倍にのぼります。
















