大船渡市の山林火災は6日目を迎えましたが延焼範囲が広がっていて集落にまで火の手が及んでいます。現場から中継です。

大船渡市末崎町の赤土倉漁港にきています。
大船渡湾を挟んで向かい側が山林火災の現場です。
当初、火の手は三陸町綾里地区の山林が中心だったのですがその後、東西に燃え広がっています。
JNN取材団は3日、火災の広がる様子を船上から取材しました。

(ATV 中澤美寿妃記者リポ)
「こちら後ろに見えているのが小石浜になるのですが、山の上には黒い煙が立ち込めています。風に乗って、こちらに煙がやってきていて、かなり焦げ臭いにおいが
漂っています。山の麓を見ますと消防車両の赤い点滅が見えます」

船上からは小石浜地区が煙にすっかり覆われているのが確認できたほか、綾里岬周辺では火の手が海岸線の近くまで迫っていました。
地上からの消火は集落周辺への延焼を防ぐのが中心で、道路アクセスの悪い綾里岬周辺では消火活動の様子は見られませんでした。

3日も懸命な消火活動が続いていますが、鎮圧のめどは立っていません。
以上中継でした。