発生から6日目となった山林火災の鎮圧のめどは立っていません。
延焼の拡大の背景には山間部で発生した火災ならではの事情がありました。

大船渡市の山林火災は発生から6日目の3日も地上と空中から懸命な消火活動が続いています。
山林火災の焼失面積は午前6時時点で2100ヘクタールまで拡大しています。
消火を妨げているものとは?

(大船渡地区消防組合 小野田利文消防次長)
「地上隊が入れないということで、消火が地上からは行えない。困難で空中消火しか行えない」

特に斜面で延焼が拡大すると消火が困難になるといいます。
また、都市での火災と違い夜間の消火ができないことも延焼の拡大を止められない大きな要因となっています。

3日は延焼が拡大している赤崎町の外口地区で重点的に消火が進められています。