山林火災による避難の長期化が懸念される中、支援に動き出した人たちもいます。
自転車競技の一つ、BМXの施設を大船渡市内で運営する男性は、全国からの支援を募っています。

「これ歯ブラシです、あー歯ブラシ助かる」

全国から支援を募る活動を始めたのは、大船渡市でBMXのスクールやレースコースを運営する合同会社TXFの福山北斗さんです。
BMXとは、さまざまな形状のコースを走る自転車競技の一種です。福山さんはBMXで地域を盛り上げたいと9年前に東京から大船渡市へ移住しました。

廃校となった三陸町越喜来の甫嶺小学校の跡地を活用したBMXの施設を2020年に完成させた福山さんは、1日SNSを通じて全国の愛好家などに支援を呼びかけました。