IBC佐藤優空記者
「岩手県大船渡市三陸町の崎浜漁港です。発生から5日目を迎えた山林火災は鎮圧に至らず、ヘリによる空中からの消火活動が続いています。
2月26日に大船渡市赤崎町の山林で発生した火災は、今も延焼が続いていて2日、岩手県は焼失面積が前日より400ヘクタール増えておよそ1800ヘクタールに拡大したと発表しました。消火活動は自衛隊の大型ヘリ6機と応援の防災ヘリを合わせてこれまでで最多の18機が出動しています。
火災の起きている場所から直線で4キロほど離れたこちらからは白い煙の立ち上るのが複数確認できます。煙は山の中腹からも出ていて、麓にある住宅に迫っている様子も見て取れます。大船渡市はあわせて1896世帯、4596人に避難指示を継続していますが、鎮圧のめどが立たない中、住民が不安そうに消火活動を見守っています。以上中継でした。」