上田市の山林火災はおよそ100ヘクタールが焼け現在も延焼が続いていて、自衛隊のヘリなどによる消火活動が続いています。
火事が起きているのは上田市武石の山林です。
市などによりますと、これまでにおよそ100ヘクタールが焼け、現場では延焼が続いています。
県の災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリと、富山、岐阜、静岡の各県の防災ヘリの応援を受けて消火活動を行っています。
地上では消防車両50台余りと220人が消火活動にあたっています。
住民は:
「昨夜は服を着たまま寝ないで過ごした。自分の家の前まで来るので怖いですね」
火事は、28日正午ごろ、78歳の男性があぜの枯れ草を焼いていた火が山林に燃え広がったとみられ、男性がやけどをしました。
周辺には住宅もありますが、現在のところ、被害はないということです。
また、1人が知人の家に避難し、市は自主避難先として公民館など2か所を設けています。