松本市の中心部で40年にわたって営業してきた松本パルコが28日、閉店し記念のセレモニーが行われました。

1984年に開業した松本パルコはさまざまなブランドショップが入り文化や流行の発信地としての役割も担ってきました。

しかし競争の激化などによる売り上げの低迷できのうが営業最終日に。

閉店後の午後8時すぎからは店舗前にスタッフなどが集まり40年間の感謝を伝えるセレモニーが開かれました。

松本PARCO斉藤博一店長:
「松本の魅力や地域の方々の支えがあったからこそ40年間営業できたと感じている」

店の周辺には市民などおよそ1500人が詰めかけ店の明かりが消されると別れを惜しむ声が挙がりました。

閉店を惜しむ人は:
「こんなに大勢の方たちと閉店を見送れてやっぱりパルコと松本の人たち凄いなと思いました」

「改めて見ると本当に閉まっちゃうんだなって実感して寂しいけどでも本当にありがとうという気持ちでいっぱいです」

建物の後利用を巡っては、新たな商業施設のオープンに向けて協議が進んでいます。