約65年にわたり北九州市でタクシー事業を展開してきた「北九西鉄タクシー」が、収支悪化や乗務員不足の影響で2025年5月末で事業を廃止すると発表しました。
2025年5月末でタクシー事業を廃止するのは、北九州市八幡東区の「北九西鉄タクシー」です。
西鉄によりますと、「北九西鉄タクシー」は福岡西鉄タクシーの100%子会社で、前身の会社から約65年にわたり北九州地区でタクシー事業を展開してきました。
しかし、コロナ禍による利用者の減少や燃料高などで業績が悪化。2018年度以降、毎年、数千万円の赤字計上が続いた他、慢性的な乗務員不足のためタクシー事業の継続は困難と判断したということです。
関連する整備事業や保険代理業も廃止します。
西鉄の担当者は、「勤めていた59人の乗務員にはグループ会社を紹介するなどして対応したい」としています。













